2016プリークネスS、ラニ,ナイキスト

現地時間5月21日(土)にピムリコ競馬場で行われるプリークネスS(GI)。
アメリカ3歳クラシックの2冠目のこのレースに日本から遠征しているラニの参戦が決定的となりました。

ケンタッキーダービーに続き、プリークネスSにも挑戦することになったラニ。
1冠目のケンタッキーダービーでは追い込むも9着。
日本馬として初めて参戦するプリークネスSで今度はどんなレースを見せてくれるのでしょうか。

ただ、今回も苦戦は必至。
と言うのもレースが行われるピムリコ競馬場はケンタッキーダービーが行われたチャーチルダウンズ競馬場よりさらに小回り。
しかも距離もダート1900mとケンタッキーダービーからさらに距離が短くなります。

ケンタッキーダービーでは武豊騎手も『スピード負け』を敗因に挙げていたラニ。
ラニはスピードよりスタミナに秀でたタイプの馬だけに適性だけを見ると苦戦が予想されます。
それでも出走すると言うことはよほど体調が良いんでしょう。
まぁ、なかなか出ることすらできないレースなので出られるなら出ようというのもあるのかもしれません。

恐らく本当の狙いは3冠目のベルモントSと見られるラニ。
レース間隔も詰まっているので怪我とかしなければいいのですが。。。

ケンタッキーダービー覇者のナイキストが大本命!!!

今年のプリークネスS、ラニ以外ではどんな馬が出走を予定しているのでしょうか。

プリークネスSでも圧倒的な一番人気になりそうなのがナイキスト。
ケンタッキーダービーも人気に応えて快勝。
ここまで8戦無敗、重賞7勝、GI・4勝を挙げている実績は頭1つ抜けている存在。
前走で2000mを克服したことで今回は距離の不安もなく、
先行できる脚質から小回りコースも問題なく、ここでも不動の本命馬でしょう。

ナイキスト以外ではケンタッキーダービーで追いこんで2着だったイグザジュレイター。
ケンタッキーダービーで先行して3着に粘り込んだガンランナー。
ただイグザジュレイターは脚質的に今回はちょっと厳しい気も・・・。
先行できるガンランナーのほうがもしかすると一発があるかもしれません。
ただ、ナイキストとの勝負付けは済んだ感があるので逆転までは厳しいかもしれません。

別路線組ではStradivariが海外ブックメーカーの事前オッズで4番人気の高評価。
未知の魅力という点ではナイキストと対戦のない馬のほうが期待できそうです。

そして今年のプリークネスSはすでにオッズが発表済み。
今年のプリークネスSのオッズは以下の通り。
※大手ブックメーカー・ウィリアムヒルの最新オッズ

ナイキスト　1.80

イグザジュレイター　5.50

Stradivari 9.00

ガンランナー　13.00

Suddenbreakingnews　13.00

Collected　17.00

Cherry Wine　21.00

Fellowship　26.00

Uncle Lino　34.00

ラニ 34.00

Awesome Speed　41.00

Laoban　41.00

今回もラニはかなりの人気薄。
厳しい戦いが予想されますが、ラニには下馬評を覆すような好走を期待したいところです。

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